作りたい物を作りたい…w
kompiro 『Jiemamyもすごくいいんですが、ダイチャンさんが本当に作りたいサービスってどんなものなんだろうというのが気になる今日この頃。
そちらへいつごろ力点を移す予定ですか?』 (2007/11/06 23:54)
コメントを頂きました。ありがとうございます。ちょっと長くなってしまったので、エントリーでレスポンス。
うーん、正直、すぐにでも力点を移したい、というはやる気持ちはあるのですが…。マウスイヤーと言われるこの業界、アイデアはすぐに陳腐になってしまい、同じ事を考える人たちもすぐ出てきてしまう、という焦りはあります。しかしなにぶん、元々は素人、そしてリソースは限られているとなると、満を持して攻め込むべきかな、と思うのです。
ある程度まで開発を進め、アイデアを表に出した時点で、体力のある他の企業にパクられる危険性もあります(パクられるほどのアイデアかは、はかり切れていませんがw)。こんな弱小一個人、いくら本家本元であっても、体力のある所に太刀打ちはできません。しかし、大きな企業と違い、フットワークが軽い事が自分の武器になると考えています。つまり、公開してからの開発スピードというのが大きなファクターになるのではないかと。
そういう訳で、ぱっと閃いたらサクっと実装できる最高の(と言ってるとキリがないので、そこそこ上質の)環境を自分の中で「標準化」する、ということの必要性を感じています。
今はその準備段階(自分では準備の終盤にさしかかっているとは思っているのですが)。今まで一年以上かけて、JEE、Eclipse周辺、RDBMS、Seasar2ファミリー、Flex2、Linux、開発支援環境(Maven, Trac, Subversion, Continuum等)、について調べ上げました。(SSHなどに寄り道もしました。)
以上の「建築道具」はおおかた揃ったのですが、唯一しっくり来なかったのがDBモデリングツール。というわけで、Jiemamyを作りました。まだまだ開発中ですが、自家使用(ドッグフードって言うんですか?w)であればすぐにでも実戦投入できる状態です。Jiemamyに関しては、実はモデリングツールを作る、という目的もありましたが、「Javaに慣れる」*1という目的もありました。
あとは、DoltengがWTP対応のプロジェクトをうまく吐いてくれて、その動作チェックができれば、ひとまず「環境は整った」と言えそうな状態です。(DoltengにWTP対応させたつもりなのですが、まだちょっと上手く行っていない「気がする」w)
現在、私の頭の中にあるアイデアとしては、ずっと作りたいと思っていた「メイン」とちょっと思いついた「サブ」のアイデアがあります。サブアイデアの方が小さなプロジェクトなので、以上の環境が整備出来次第、まずはこの環境でサブアイデアを実装し、環境に慣れる。そして問題点を洗い出すつもりです。(実戦の結果を見て、Jiemamyのブラッシュアップも。)
そして、サブアイデアの開発が(システム的に)滞りなく進められる事を確認し次第、「メイン」の実装に移ろうと思っています。
というわけで、現在見えているロードマップとしては、
- Dolteng(というかTeeda?)とWTPの連携。
- さらに、その環境へのFlex2要素の投入。
- その流れがスムーズに動き次第、サブアイデアの実装。
- サブを実装してみた結果を、開発環境にフィードバック。
- メインアイデアの実装。
という感じです。先は長いようなもうすぐな様な。