リッチクライアント

ってのが流行ってますね。Web2.0定義の中にもあるようで。
平たく言えば、サーバーばっかしではなく、クライアント側でもザクザク処理を行って、ユーザビリティを上げましょう作戦ってことかな。

代表的なテクニックとしては、今流行のAjax。こいつは各地で実装されていますね。最初はややこしいものの、慣れてしまえば使いやすい技術だと思います。巷にも資料が溢れてますしね。
また、Ajaxに新しい要素を加えたComet。ステートレスプロトコルであるHTTPに一工夫加えて、サーバープッシュ型のアプリを実装してしまうものです。が、サーバーの性能(というかチューニングというか、根本的な設計?)の問題で、現状ではなかなか大量のクライアントを抱えるのは難しいようです。(独自にサーバーを実装してしまったのが、Lingrだったかな?)これはまた資料が少ないのが現実です。

あとは昔からあるFlash。去年あたり、Adobe Flex2というのが発売されたようで、デザイナ向けプロダクトである従来のFlashと比較して、プログラマにも扱いやすくなったとの評判だけ聞いております。また、Flex SDKはフリーだそうで、Adobeには一円も払わずにFlashが作れるらしい、と…。ただ、Flex Builder2 は有料ソフト(実売65,000円〜)とのことなので、貧乏な自分にはキツいものがあります。というか実はFlexに関してはあまりよく知りません(Flash自体もよくわからないですw)。Adobeサイトのドキュメントもいまいち読みづらいんですよねぇ…。65,000円の価値があるのかどうかまだ判断が付けられない状況です。ということで、今日図書館でFlex本を借りてきてみました。これから読みます。
と、思っていたところで、OpenLaszroというものがFlashを使えるオープンソースプロダクトであるという情報がひっかかりました。おおお、ということで軽く調べてみたのですが、OpenLaszroに関する日本語の本はまだ無いようですね。Web上の資料もまだ貧弱だと感じました。これはFlexと同じようなフィールドをカバーする製品なのでしょうか? まぁ、もう少し調査してみる予定です。

追記

リッチクライアント比較 -TECHSCORE-
http://www.techscore.com/tech/RichClient/special/1.html